納豆の成分その3
ビタミンE: 血流を良くし、細胞に新鮮な酸素や 栄養を運び、老廃物をだす
働きを助けます。糸引き納豆1.2m g引き割り納豆1.9mg
- ビタミンK: ビタミンKは、Koagulation(血液凝固)に由来し、血を凝固させる作用があります。
- また、ビタミンK(特にK2)は、カルシウムが
骨になるのを助ける「骨たんぱく質(オス テオカルシン)」の働きを高めます。
ヒトの腸内細菌でも、一日の必要量の一部は 作られるので、納豆を一日1パック食べてい れば 十分な摂取量になります。
ビタミンK2を多く含む食品は納豆だけで す。糸引き
納豆870μg引き割り納豆1300μg
- カルシウム: 糸引き納豆90mg引き割り納豆59mg
- マグネシウム: 糸引き納豆100mg引き割り納豆88mg
Dr.なっと先生「納豆の成分-2」
みなさん こんにちは
Dr.なっと先生です。
今日は、納豆の成分その2です。
- JUGEMテーマ:納豆
- 納豆の成分-2
- ビタミンA : なし
- ビタミンB1: 糸引き納豆0.07mg引き割り納豆0.14mg
- ビタミンB2: 細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくります。そのほか、脂質の 代謝を促進し、糖質の代謝にも関係しています。不足すると、脂質の代謝がスムーズにいかず、エネルギーなりにくくなります。
また、粘膜を保護するはたらきもあるので、不足する と口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎などを起こしす。
人間が糖などを栄養として摂取して、エネルギーを得る ための化学反応として酵素が必要ですが、酵素には補酵 素が必要な場合 があり、その役目をビタミンB2が行 うため、上記の働きをします。
納豆を一日1パック食べれば ほぼ必要量をとることが できます。
ビタミンB2は、摂りすぎても尿となって出てしまうだ けなので、食べ過ぎても特に問題はありません。糸引き納豆0.56mg、
引き割り納豆0.36mg
出番ですよー 「Dr.なっと」先生
可愛い花が枝豆になりました
納豆の素。大豆の花
納豆の成分その5
納豆の成分その5 ナットウキナーゼ酵素類 納豆菌がつくりだす酵素には、たんぱく質をアミノ酸に分解する 「プロテアーゼ」、 デンプン質をブドウ糖に変える「アミラーゼ」、 中性脂肪をグリセリンと脂肪酸に分解する「リパーゼ」、 繊維質を糖質に分解する「セルラーゼ」、 その他に「ウレアーゼ」「パーオキシダーゼ」「カタラーゼ」「ペクチナーゼ」等々です。 さらに有名な『ナットウキナーゼ』は、心筋梗塞や脳硬塞の起因となる
血栓を溶かす酵素として非常に注目されています。これは従来、 心筋梗塞の発作時に投与されていた血栓溶解剤 「ウロキナーゼ」が30分程度の効果しかなく、 一回の投与で20〜30万円もかかっていたのに対し、 ナットウキナーゼなら納豆100gに含まれるものだけでよく、 更に8時間も効果が持続するからです。
血栓を防ぐためには1日100〜200gの納豆食で良いとされています。 先にあげた「プロテアーゼ」がたんぱく質を分解する時に生成する物質が、 血圧を上げる「アンジオテンシン変換酵素」の働きを強く抑える事などもあわせて、 納豆食が血管・心臓・血流の健康に非常に良い効果を発揮します。 |
納豆の成分その4
- リノール酸: 俗に言う悪玉コレステロール値を下げ、動脈硬化や心臓病を防ぎます。大豆に、飽和脂肪酸を多く含む植物性脂質が約18%含まれています。 しかし大豆に含まれる脂肪分は約85%がリノール酸リノレン酸といった身体に良い不飽和脂肪酸(コレステロールは0)です。これらは必須脂肪酸とも呼ばれ、特にリノール酸が50〜60%も占めているのが特徴です。53.0mg
- イソフラボン: 女性ホルモンに似たはたらきをもつため、骨がもろくなる骨粗鬆症を防ぎます。最近わかった成分で、女性の乳ガンや男性の前立腺ガンの予防効果でも脚光を浴びています。106000μg
- レシチン: 大豆換算100g中 0.9g
- セレン:抗がん作用があるといわれています。がん患者の血液にセレンが 少ないことから、セレンの抗がん作用が研究されるようになりましたが、その仕組みについては、まだ解明されていません。アメリカではセレンが既に抗がん剤としてがん患者に投与されています。234μg
- サポニン:血管をしなやかにして、動脈硬化や高血圧などを防ぎます。
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